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歯医者さんに腕の差はありますか?
2017年01月16日
江東区門前仲町の歯医者さん、原澤歯科です。
今回のテーマは「歯医者ごとに腕の差はあるのか」です。
「腕のいい医者」なんて言葉があるように、全ての医師が全く同じレベルというわけではありません。
そしてこれは、歯医者の世界においても同じことが言えるのです。
虫歯や歯周病治療はどの歯医者も同じ内容に思えますが、一体どこで腕の差が出てくるのか?
今回は歯医者ごとに腕の差が出る場面について考えてみます。
目次
1. 歯医者に腕の差はある
冒頭でも少し触れましたが、テーマの回答として敢えてここでも説明しておきます。
歯医者ごとに腕の差があるのは事実で、考えてみればそれは当然のことでもあります。
それぞれ経験や実績が異なりますし、これらが豊富な歯医者の方がいい腕をしているのは当然です。
また、歯医者ごとで得意な診療科目もあります。ある歯医者は歯周病治療が得意で、
またある歯医者は審美治療が得意など…これはその歯医者のHPの院長挨拶などの欄で確認できます。
ちなみに、難しい治療になるほど腕の差が明確になってきます。
2. 設備の差が腕の差にもなる
歯医者には様々な医療設備がありますが、全ての歯医者が全く同じ設備を持っているわけではありません。
例えば、インプラント治療の精密検査ではMRIを使用するのが一般的ですが、
中にはMRIや最新のレントゲンを導入していない歯医者もあるでしょう。
設備で全てが決まるわけではないものの、設備が充実した歯医者の方がより精密な治療が可能です。
特に安全性が重要になる治療においては単に歯医者の実績や経験だけでなく、
その歯医者にある設備にも注目した上で総合的に腕を判断すべきです。
3. 腕の差があらわれる場面
歯医者の腕の差が出る場面を大きく分けると、「治療の精密さ」と「判断力」です。
例えば、高い技術を要する根管治療では治療の精密さが歯医者によって違います。
ある歯医者で根管治療をしたら細菌が残っていて再治療になった、そんなケースもあるのです。
また、判断力による腕の差を明らかに感じたという人も多いでしょう。
初期段階の虫歯治療で、できるだけ歯を削らずに治療する歯医者と絶対に歯を削る歯医者、
この場合前者の歯医者の方が明らかに判断力に長けており、こうした比較でも腕の差を実感できます。
治療内容が同じでもその治療をどれだけ精密に行えるか、そしてその治療をするべきかの判断力、
これらの点で歯医者によって差が出ますしそれは腕の差とも言えるでしょう。
4. 特定の資格を持っている歯医者
歯科治療には様々な分野があり、中には資格制度を設けている治療もあります。
そういった資格を持つ歯医者は、少なくともその分野に関しては高い技術を持っていることになります。
分かりやすい例を挙げるならインプラント治療です。
現状、インプラント治療は歯医者なら誰でも行うことが法律上可能です。
しかし、インプラント治療では「インプラント専門医」や「インプラント専修医」といった資格制度があるのです。
何も資格を持たずにインプラント治療を行う歯医者と専門医の資格を持った歯医者、
同じインプラント治療でも腕の差があるのは明白です。
5. 歯医者の腕を知る方法
歯医者によって腕の差があると分かった以上、腕のいい歯医者に治療を受けたいと思うのが当然の心理です。
そこで、歯医者の腕を知る方法を紹介します。それにはネットを活用することです。
まず歯医者のHPを確認することで、その歯医者の得意分野や実績と経験が分かります。
また、実際に治療を受けた患者さんの口コミや評価を調べるのもおすすめです。
さらに、歯医者のHPでは上記で説明したような設備の充実さも紹介されているため、
歯医者の腕だけでなく規模を含めた設備に関しても知ることができます。
まとめ
いかがでしたか?
最後に、歯医者ごとに腕の差はあるのかについてまとめます。
- 歯医者に腕の差はある :それぞれ経験や実績が異なるため、歯医者によって腕の差があるのは事実
- 設備の差が腕の差にもなる :どんな医療設備を導入しているかによって治療の精密さが変わる
- 腕の差があらわれる場面 :難易度の高い治療をする際や、治療方法を決断する際などで腕の差が出る
- 特定の資格を持っている歯医者 :例えばインプラントでは、専門医や専修医といった資格制度がある
- 歯医者の腕を知る方法 :歯医者のHPで得意の治療分野や実績、経験などを調べる
これら5つのことから、歯医者ごとに腕の差はあるのかについて分かります。
難しい治療や大掛かりな治療を受ける際には、距離ではなく腕や評判で歯医者選びをするといいでしょう。
歯医者は全て同じレベルではなく、それぞれ腕の差に違いがあるのです。
また、患者さんも歯医者もお互い人間である以上、どうしても合うか合わないかの問題があります。
このため、治療技術に注目するのもいいですがコミュニケーションのとりやすい、
自分の性格に合った歯医者選びをすることも大切です。