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2月, 2018年

ドライマウスと口臭は関係ある? [2018年02月27日]

江東区門前仲町の歯医者さん、原澤歯科です。
今回のテーマは「ドライマウスと口臭の関係性」です。
ドライマウスとは、口の中が乾いた状態になることで、口腔乾燥症とも呼ばれます。

本来口の中は唾液が分泌されることで乾いた状態になることはないのですが、
何らかの原因で唾液の分泌量が低下すると口の中が乾き、ドライマウスになってしまいます。
現状ドライマウスで悩む人は800万人以上とされており、予備軍も含めると3000万人もの数になります。

さて、このドライマウスですが実は口臭と深い関係があり、
何よりドライマウスが原因で口臭が起こることもあるのです。
今回お話しするのは、そんなドライマウスと口臭の関係についてです。

ドライマウスの原因

そもそもドライマウスは何が原因で起こるのか?…それにはいくつか考えられます。
ドライマウスの原因は大きく分けて「病気」、「身体面と精神面」、「生活習慣」の3つであり、
それについて以下で説明していきます。

1-1. 病気が原因のケース
病気になるとそれを治療するために薬を使用します。
そして、中には副作用として口の中が乾いてしまう薬があります。

例えば血圧降下剤や抗うつ剤、さらには一部の風邪薬や花粉症の薬なども該当します。
また糖尿病や腎臓病になると、起こる症状の1つとしてドライマウスが挙げられます。

1-2. 身体面と精神面が原因のケース
身体面の原因としては加齢や筋力の低下などが挙げられます。
加齢によって唾液の分泌機能が低下しますし、噛む筋肉が衰えることで唾液が分泌されにくくなります。

次に精神面の原因としてはストレスで、精神的なストレスを感じると交感神経が高まって口の中が乾きます。
ちなみに緊張すると口の中が乾きますが、これもストレス同様に交感神経が高まることが原因です。

1-3. 生活習慣が原因のケース
まず口呼吸をする人は口の中に乾燥した空気を直接取り込むため、口の中が乾いた状態になります。
他には飲酒や喫煙が挙げられ、これらはいずれも唾液の分泌量を低下させる要因になります。

飲酒してしばらく経つと、やたらと喉が渇くと感じる人は少なくないでしょう。
また、喫煙した後も喉が渇きやすく、これらの原因は飲酒や喫煙の影響で唾液の分泌量が低下したからです。

 ドライマウスになると口臭が起こる理由

ドライマウスになると口の中が乾いた状態になります。
そして、口の中が乾いた状態というのはイコール口の中の唾液が少ない状態となります。
唾液は酸素を含んでいますから、唾液が少ない状態というのは酸欠状態に等しくなります。

さて、口の中には様々な種類の細菌が存在していますが、
その中に嫌気性菌と呼ばれるものがあり、この嫌気性菌は酸素を嫌って酸欠状態を好みます。
つまり、ドライマウスの人の口の中は嫌気性菌にとって最高の環境となるわけです。

最高の環境となることで嫌気性菌の働きは本来よりも活発になり、これが口臭を引き起こします。
嫌気性菌の働きとはプラークを分解すること、
そしてプラークが分解されることによって嫌な臭いが発生します。

嫌気性菌の働きが活発になればそれだけ多くのプラークが分解されますし、
多くのプラークが分解されることで嫌な臭いも多く発生する…こうして口臭が起こるのです。
また唾液の分泌量が低下すると細菌を洗浄できないため、虫歯になるリスクも高まります。

ドライマウスを予防するには

ドライマウスを予防する上で必要なのが、生活習慣を見直して改善することです。
とは言え、24時間の生活のどこをどう改善すれば良いのか分かりづらいと思います。
そこで改善のポイントを2つ挙げると、「食生活」と「ストレス」です。

•食生活について
栄養バランスを考えた食事をするのはもちろん、食事の時によく噛むことも大切です。
唾液は噛むことで分泌されるため、本来食事の時が最も唾液の分泌量が高まるタイミングになります。
一方、よく噛まずに食べてしまうと唾液の分泌が不充分になってしまいます。

•ストレスについて
ストレスを感じる生活をしていると、交感神経が優位になって口の中が乾きます。
とは言え、ストレスをゼロにするのは不可能でしょうから、
「ストレスを感じない方法」よりも「ストレスを解消する方法」を考えるのがベストでしょう。

<その他の予防方法>
ドライマウス予防のためには生活習慣の改善が最も重要ですが、
それ以外にもドライマウスを予防できる方法がいくつかあります。
例えばガムを噛む…これは噛む動作を行うことで唾液の分泌量が高まるからです。

ただし、ガムを噛む頻度があまりに高くなおかつそのガムに糖が含まれていると、
今度はドライマウスではなく虫歯になってしまうので要注意です。
また、口の中の潤いを保つ意識を持つこともドライマウスの予防につながります。

簡単な方法としては、こまめに水分補給をすることで、
そもそも水分の摂取量が少ないと唾液の分泌量が低下してしまいます。
さらに空気の乾燥への対処として室内の湿度の調整やマスクの着用も効果的です。

ドライマウスの治療方法

ドライマウスの治療方法は一定ではなく、その原因によって異なります。
つまり、ドライマウスになった原因に合わせた治療を行うことになります。

4-1. 口呼吸が原因の場合
歯並びが悪いと噛み合わせが悪くなり、その結果口が開いて口呼吸になってしまいます。
この場合、歯並び自体を改善する必要があるので矯正治療が必要です。
また、唇の筋力の問題で口が開いて口呼吸になるケースもありますが、
対処方法として口の筋力を鍛えるために専用のトレーニング器具などが存在します。

4-2. ストレスが原因の場合
ストレスを解消することが治療になります。
趣味や気分転換で構わないので、自分なりのストレスの解消方法を見つけましょう。
また、副交感神経を優位にするためにリラックスすることも必要ですから、
入浴時などゆったりできる時間を確保することも大切です。

4-3. 食生活が原因の場合
問題の1つとなるのが、やわらかい物ばかり食べている人です。
この場合、噛む回数が少なくなって唾液の分泌が低下しているため、
噛みごたえのある物も食べるようにしつつ、よく噛むことを意識してください。
食事以外の時も、適度にガムやスルメなどを噛めば唾液の分泌量を高めることができます。

<ガムを噛む時の注意点>
上記の項目でもお伝えしましたが、ガムは唾液の分泌量が高まる一方で虫歯になるリスクも高めます。
このため、虫歯予防のためにキシリトール配合のガム、もしくはシュガーレスガムを選択すると良いでしょう。

4-4. 生活する環境が原因の場合
室内に限って言えば、ハウスダストはアレルギーの原因になって鼻炎などの症状を招きます。
鼻炎になると鼻が苦しくなるので口呼吸になってしまいます。
また、湿度の高い状態であれば空気が乾燥して口の中が乾いてドライマウスになってしまいます。
これらの問題を改善するには室内を清潔にし、窓を開けて換気する回数を増やしましょう。

4-5. 薬の副作用が原因の場合
何らかの病気で薬を使用している人は、その薬の副作用によってドライマウスになることがあります。
とは言え、独断で薬の量を減らすことは絶対にしてはいけません。
また、内科などの薬であれば歯科医に相談しても的確な回答を得られない可能性があります。
このため担当の医師に直接相談し、薬の種類を変えることができないかなどを確認してください。

…最近では、口腔外科の歯科医で構成されたドライマウスの専門外来も存在します。
重度のドライマウスになると、口臭だけでなく舌のひび割れや味覚を感じないなどの症状も起こるため、
本格的な治療を考えるのであれば一度ドライマウスの専門外来に相談するのも1つの方法です。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、ドライマウスと口臭の関係性についてまとめます。

1. ドライマウスの原因 :大きく分けて「病気」、「身体面と精神面」、「生活習慣」の3つの原因が考えられる
•病気が原因のケース :薬の副作用で口が乾くことがあり、糖尿病や腎臓病の症状にもなっている
•身体面と精神面が原因のケース :身体面は加齢や筋力の低下、精神面はストレスが原因になる
•生活習慣が原因のケース :口呼吸、飲酒、喫煙などは唾液の分泌量を低下させる

2. ドライマウスになると口臭が起こる理由 :口の中が酸欠状態になることで嫌気性菌が活発に働くため
3. ドライマウスを予防するには :改善のポイントは「食生活」と「ストレス」
•食生活について :唾液は噛めば噛むほど分泌量が高まるため、よく噛んで食べることを意識する
•ストレスについて :ストレスを感じると交感神経が優位になって口の中が乾く(緊張時と同じ状態になる)
•その他の予防方法 :ガムを噛む、水分補給をするなども唾液の分泌量を高める効果がある

4. ドライマウスの治療方法 :ドライマウスの原因によって治療方法は異なる
•口呼吸が原因の場合 :歯並びの悪さが原因なら矯正治療、唇の筋力が原因ならトレーニング
•ストレスが原因の場合 :自分なりのストレスの解消方法を見つけ、リラックスできる時間を確保する
•食生活が原因の場合 :噛む回数が増えるよう、噛みごたえのある物を食べるなどの工夫が効果的
•生活する環境が原因の場合 :室内を清潔に保ち、換気する回数を増やしてアレルギーや乾燥に対処する
•薬の副作用が原因の場合 :担当の医師に相談する。独断で薬の量を減らすなどの行為は厳禁

これらのことから、ドライマウスと口臭の関係について分かります。
ドライマウスによって起こる口臭であれば、いくら歯磨きしても口臭を改善することはできません。
その原因…つまりドライマウス自体を治療しなければ口臭は続いてしまうのです。
そして、ドライマウスの治療のためには今度はドライマウスになった原因を見つけなければなりません。
つまりドライマウスになった原因を知ることが、最終的に口臭を改善することにつながるのです。

便秘になると口臭がきつくなる? [2018年02月18日]

江東区門前仲町の歯医者さん、原澤歯科です。
今回のテーマは「便秘と口臭の関係」です。
便秘になると肌荒れや吹き出物、さらに身体のダルさや疲労感など様々な問題が引き起こします。

また、お腹も張った状態になるのも不快ですし、胃の調子も悪くなって食欲も低下してしまいます。
さて、歯科医がこのような便秘の話題をするのは、いささか不自然に思う人もいるのではないでしょうか。
しかし、実際には不自然ではありません。なぜなら、便秘は口の中にも悪影響を及ぼすからです。

具体的には、便秘が原因で口臭が起こることがあるのです。

なぜ便秘で口臭が起こるのか

便秘になると排泄物が身体の中…正確には腸の中に溜まることになります。
そして排泄物が溜まった状態の腸は腸内環境が悪くなり、大腸菌などの悪玉菌が増殖します。
これによって排泄物の腐敗が起こるのですが、この腐敗した排泄物は有害物質を発生させてしまいます。

便秘でない状態なら、この有害物質は排泄時に便と一緒に排泄されるのですが、
便秘で排泄が行われないため有害物質は腸壁から吸収されて血液中に溶け出します。
血液は血管によって全身に通じていますから、血液中に溶け出した有害物質も全身に行き届いてしまいます。

その影響で有害物質が肺に運ばれると、呼吸時に口から漏れてしまうのです。
この有害物質は元々排泄物が腐敗したものですから、呼吸時に漏れることで嫌な臭いを発します。
…これが口臭となるわけで、この場合の口臭は便臭に似たものになります。

<どのくらいの期間便秘だと口臭が起こるのか>
これについては明確なデータはないため、
「〇〇日便秘になると口臭が起こる」と断言はできないですし、個人差もあるでしょう。
しかし、腸内に溜まった排泄物の腐敗が口臭の要因であることを考えると、
便秘の期間が長ければ長いほど口臭が起こる確率は必然的に高くなります。

女性が便秘になりやすいのはなぜか

便秘になる割合は男性よりも女性の方が高いため、
今回のテーマである「便秘が原因による口臭」は特に女性に起こりやすい問題です。
では、そもそもなぜ女性の方が便秘になりやすいのか?…その理由として3つのことが考えられます。

•女性ホルモンの影響
女性ホルモンの中には「黄体ホルモン」と呼ばれるものがあり、
この黄体ホルモンは排泄を促す腸の蠕動運動を弱めてしまいます。
特に生理前は黄体ホルモンが多く分泌されるため、生理前に便秘になる女性が多いのはこれが原因です。

•ダイエット
ダイエットをする女性は多く、このダイエットもまた便秘が起こる原因となります。
食事制限による食事量の減少で腸の動きが鈍くなってしまいますし、
美容のために便の滑りを高める働きを持つ油分の摂取を控えてしまうからです。

•排泄を我慢する
トイレに行きたくても行けない…そう感じる機会が多いのは男性よりも女性の方でしょう。
例えば、外出先では便意を感じても排泄することに抵抗のある女性は少なくありません。
このような排泄の我慢は腸の蠕動運動を弱めることになり、そうなると便秘になってしまいます。

便秘が原因による口臭への対策

便秘が原因で起こる口臭は、いくら口の中を綺麗にしても改善することはできません。
歯磨きなどで口臭が消えても、あくまでそれは一時的な効果しか得られません。

便秘が原因による口臭を改善するには便秘を治すしかないのです。
以下の方法はいずれも便秘解消の効果があるため、ぜひ参考にしてください。

•食物繊維や乳酸菌を取り入れる
食物繊維や乳酸菌は腸内環境を整える効果があります。
食物繊維はリンゴやバナナや海藻類、乳酸菌はヨーグルトやチーズや納豆などが挙げられます。
これらのものを食事の際などに取り入れ、腸内環境を整えれば便秘の改善につながります。

•朝食、昼食、夕食をしっかりと摂る
昼食や夕食はともかく、朝食を抜いてしまう人は少なくありません。
人間の身体には体内時計があるため、決まった時間に食事をすることで腸の働きも規則的になります。
そうすれば、排泄もまた規則正しく行われるようになるのです。

•ストレスを溜めない
ストレスが原因で様々な体調不良が起こりますが、腸もその例外ではありません。
実際にストレスが原因で便秘になることもあるのです。とは言え、ストレスをゼロにすることは不可能ですから、
ストレスを溜めない方法と同時に自分なりのストレスの解消方法も考えておくと良いでしょう。

•適度に運動する
運動によって、排泄する上で必要な腹筋を鍛えることができます。
また、適度に運動すればストレスの解消にもなるため、いずれも便秘の解消に役立ちます。
運動の時間が確保できない場合、職場で階段を利用するなどの運動でも継続すれば充分な効果があります。

便秘以外にもある口臭の意外な原因

便秘が原因で口臭が起こることに驚いた人もいるでしょうが、
他にも胃や内臓の不調や病気が原因で口臭が起こるケースはあります。

4-1. 胃炎
胃炎になると食べた物が消化されにくくなり、これは胃酸が出にくくなることが原因です。
食べ物が未消化になると胃の中に長時間留まることなり、
そうなると本来なら腸で行われるはずの発酵が胃の中で行われてしまいます。

この時に発酵臭が発生し、それが肺に入ることで呼吸時に口臭となってしまいます。
分かりやすく言えば、吐く息から発酵臭がしてしまうのです。

<胃炎を予防するには>
胃炎の原因はストレスが主であり、他に喫煙や飲酒や暴飲暴食が挙げられます。
いずれも日常生活の中で起こることばかりですから、生活習慣そのものの改善をしましょう。

4-2. 胃がん
胃がんでは2つのパターンの口臭が起こると言われています。
まず1つ目のパターンは胃がん特有の口臭ですが、これはなぜ口臭が起きるのかが明確になっていません。
一説では、がん細胞が増殖する時にできる何らかの化学物質が原因と言われています。

2つ目のパターンは、がんの壊死によって発生する臭いの成分による口臭です。
この臭いの成分は血液中に吸収されるため、肺のガス交換によって口臭となって排出されます。

<胃がんを予防するには>
胃がんの原因は食生活や喫煙が主となっています。
このため食生活を改善し、過剰な塩分の摂取や野菜の摂取不足に注意してください。

4-3. 十二指腸潰瘍
十二指腸潰瘍になると消化不良が起こりやすくなるため、
上記で挙げた胃炎と同じように食べた物が胃の中に留まって発酵します。
そして発酵時に発生した臭い物質が血液中に吸収され、血管を通じて全身にまわります。

全身にまわることで肺にも到達するわけですが、
このように臭い物質が肺に到達することで呼吸時に口臭となって排出されます。

<十二指腸潰瘍を予防するには>
十二指腸潰瘍を予防する上で大切なのは、ストレスを溜めないことです。
また、カフェインや香辛料を使用した食品を過剰に摂取しないことも意識しましょう。

4-4. 肝臓の不調
肝臓の働きの1つとしてあるのが、身体に有毒なアンモニアを解毒することです。
具体的には、有毒なアンモニアが肝臓の働きによって尿素に解毒されて身体の外に排出されます。
しかし肝臓が不調な場合は働きが低下するため、この有毒なアンモニアの解毒が行われにくくなります。

そうなると、有毒なアンモニアは血液中に溶け込んでしまうのです。
この場合、呼吸時にアンモニア臭を発することになり、それが口臭となってしまうのです。

<肝臓の不調を予防するには>
肝臓の不調を招く要因はいくつかあります。多量な飲酒、肉中心の食生活、ストレス、睡眠不足、運動不足、
これら全てが肝臓の不調を招く要因であるため、人によっては生活習慣そのものの改善が必要です。

…このように、口の中以外のことが原因で口臭が起こるケースは便秘だけではないのです。
その意味では、口臭は身体がみなさんに向けて発しているSOSのサインとも言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、便秘と口臭の関係についてまとめます。

1. なぜ便秘で口臭が起こるのか :溜まった排泄物が腐敗して、有害物質を発生させてしまうため
2. 女性が便秘になりやすいのはなぜか :女性が便秘になりやすいのは以下のことが理由とされている
•女性ホルモンの影響 :女性ホルモンの中には、腸の蠕動運動を弱める黄体ホルモンが存在するため
•ダイエット :食事量を減らすことで腸の動きが鈍くなり、油分を摂取しないことで便の滑りが悪くなる
•排泄を我慢する :外出先などで排泄を我慢すると、腸の蠕動運動を弱めてしまう

3. 便秘が原因による口臭への対策 :以下の方法で便秘を解消しなければ口臭も改善されない
•食物繊維や乳酸菌を取り入れる :リンゴ、バナナ、ヨーグルトなどが該当。腸内環境を整える効果がある
•朝食、昼食、夕食をしっかりと摂る :決まった時間に食事をすれば、腸の働きも規則正しくなる
•ストレスを溜めない :ストレスをゼロにするのは不可能なため、自分なりのストレスの解消方法を見つける
•適度に運動する :排泄に必要な腹筋が鍛えられ、便秘の原因の1つでもあるストレスの解消にもなる

4. 便秘以外にもある口臭の意外な原因 :胃や内臓の不調、病気が原因で口臭が起こることもある
•胃炎 :未消化の食べ物が胃の中で発酵し、その時発生した発酵臭が肺に入ると呼吸時に口臭が起こる
•胃がん :がんの壊死で発生する臭いの成分が血液中に吸収され、肺のガス交換によって口臭が起こる
•十二指腸潰瘍 :消化不良で食べた物が胃に留まり、やがて発酵した時に発生する臭い物質が口臭を招く
•肝臓の不調 :有毒なアンモニアの解毒が正常に行われなくなり、呼吸時にアンモニア臭を発してしまう

これらのことから、便秘の口臭の関係について分かります。
虫歯も歯周病もしっかりと治している、毎日丁寧な歯磨きをしている、
それでも口臭が起こるのであれば、それは便秘などが原因の可能性が高いでしょう。
特に胃や内臓の病気は目で見て判断できないですし、
健康目的だけでなく口臭予防も兼ねて定期的に検診を受けると良いですね。

噛み合わせが悪い場合は、どんな方法で治すのでしょうか? [2018年02月09日]

江東区門前仲町の歯医者さん、原澤歯科です。
今回のテーマは「噛み合わせの悪さの治療方法」です。
噛み合わせの悪さは決して無視できない問題で、放置すると様々な問題が起こります。

例えば、噛み合わせが悪いことで歯並びも悪ければ歯磨きがしづらくなり、虫歯に掛かりやすくなります。
さらに噛み合わせが悪いと噛む筋肉に影響し、その結果頭痛や肩こりを引き起こすことがあります。
このため、噛み合わせが悪い人は虫歯や歯周病同様、改善するための治療をしなければなりません。

とは言え、噛み合わせの悪さに対する治療方法を知らない人は多いでしょうし、
治療方法を知らなければ治療を受けることに不安を感じてしまうでしょう。
そこで、ここでは噛み合わせの悪さを改善する治療方法について説明していきます。

噛み合わせが悪い原因と治療方法

噛み合わせを改善する治療方法は、噛み合わせが悪くなっている原因によって決まります。
そこで、噛み合わせが悪くなる原因を3つのパターンに分けて考えてみます。

原因1. 歯並びが悪い
まず、噛み合わせが悪い原因として真っ先に考えられるのは歯並びの悪さです。
歯並びが凸凹した状態だと均等に噛むことができないため、噛み合わせが悪くなります。
この場合、矯正治療を行って歯並びを改善することが噛み合わせの改善につながります。

原因2. 詰め物や被せ物の高さが合っていない
虫歯治療などで処置した詰め物や被せ物が高い、もしくは低いと噛み合わせが悪くなります。
この場合、天然の歯を触ることなく詰め物や被せ物の高さを調整して噛み合わせを改善します。
ただし詰め物や被せ物が低い場合は再製作が必要となるため、少々時間が掛かります。

原因3. 歯ぎしりや舌癖
歯ぎしりは摩擦で歯を擦り減らし、舌癖は舌で歯を押すことで歯が動いて噛み合わせが悪くなります。
最も、舌癖は自分の意思で行っているため、意識すれば止めることができるでしょう。
問題は就寝中に無意識に行う歯ぎしりで、この場合は専用のマウスピースを着用して対処します。

…噛み合わせが悪くなっている原因は様々ですが、一般的にはこのような「歯並びの悪さ」、
「詰め物や被せ物の高さのズレ」、「歯ぎしりや舌癖」の可能性が高いでしょう。

噛み合わせが悪いとどうなるか

そもそも、噛み合わせが悪いのはそんなに深刻な問題なのかと疑問に思う人も少なくありません。
確かに、噛み合わせが悪いというのは虫歯や歯周病のような病気ではありません。
しかし、噛み合わせの悪さを放置すると以下のような問題が起こります。

•頭痛や肩こりを引き起こす
噛む筋肉の中には広頸筋と側頭筋があり、
これらはそれぞれ首から肩、顎の関節から頭の横につながっている筋肉です。
噛み合わせが悪いとこれらの筋肉が影響を受け、肩こりや頭痛を引き起こしてしまいます。

•歯ぎしりをしやすくなる
噛み合わせが悪くなる原因の1つでもある歯ぎしりですが、噛み合わせが悪いことで起こる問題でもあります。
歯ぎしりをするようになると摩擦で歯にダメージを与え、表面のエナメル質を傷つけてしまいます。
そうなると知覚過敏になってしまい、触れることや温度差を感じることでしみるようになってしまいます。

•虫歯になりやすい
歯並びの悪さが原因で噛み合わせが悪い場合に起こる問題です。
歯並びが悪ければ歯磨きがしづらくなり、どうしても磨き残しが増えてしまいます。
磨き残しが増えればプラークが溜まり、虫歯になるリスクが高まってしまいます。

•見た目に影響する
歯並びの悪さで噛み合わせが悪ければ、歯並びが悪い点で見た目が悪くなります。
また、受け口や出っ歯などによって噛み合わせが悪い場合も見た目に影響しますし、
噛み合わせが悪いと顎の形が変形するため、顔の輪郭も歪んで見えてしまいます。

•顎関節症になりやすい
噛み合わせが悪いと顎の関節に過剰な負担を掛けてしまうため、顎関節症になりやすくなります。
最も、噛み合わせが良い人でも顎関節症になることはありますが、
噛み合わせが悪い人の場合はそのリスクが高まる上、顎関節症になった時に重症化しやすい傾向があります。

…このように噛み合わせが悪いと「見た目」、「全身の健康」など、
口の中以外の箇所にまで悪影響を及ぼしてしまうため、治療による改善をおすすめします。

噛み合わせの状態を自己診断する方法

噛み合わせが良いか悪いかは、なかなか自分で判断するのが難しいと思います。
そこで、自分の噛み合わせがどんな状態なのかを自己診断する方法をお伝えします。
確実なのは歯科医院で診察を受けることですが、噛み合わせの状態を知る目安として参考にしてください。

•左右の歯の噛み合わせに注目
上下の前歯の中心に注目し、ここが一致していない場合は上下の歯の噛み合わせが悪い状態です。
また、上下の顎の骨が左右のどちらかにズレてしまっている可能性もあります。
子供の頃に顎の骨のズレがない人でも、
左右の歯の噛み合わせが悪ければ徐々に上下の顎の骨がズレていってしまいます。

•前後のバランスに注目
前歯と奥歯のそれぞれの噛み合わせで、上の歯が下の歯より2ミリ程度外側に並んでいるのが正常です。
逆に明らかにバランスが悪いのは、出っ歯や受け口の状態になっている場合で、
上下どちらかの顎の骨が生まれつき小さい、もしくは大きく成長しすぎていることが原因と考えられます。
前後のバランスが悪いと発音がしづらいですし、噛んだ時も食べ物を潰しにくくなってしまいます。

•上下の前歯の噛み合わせの深さに注目
正常なのは、前歯の噛み合わせの深さが2ミリ程度の状態です。
これより浅いと食べ物を噛み切れないですし、逆に深すぎるのも問題です。
噛み合わせが深すぎると上の前歯に下の前歯が噛みこむ形になるため、出っ歯になりやすくなります。
また、上下の歯が噛み合っていない場合やスペースが空いている場合も噛み合わせが悪い状態です。

•横顔を見た時の口元に注目
注目すべて点は2つで、「自然な状態にした時に口を閉じているか」と「鼻呼吸ができているか」です。
まず口を閉じられないのは噛み合わせが悪い可能性が高く、口元が出ている状態も同じことが言えます。
次に鼻呼吸ですが、口呼吸をしてしまうと悪い菌が直接入り込んでしまいます。
さらに口の中も渇きやすくなり、虫歯や歯周病になるリスクが高くなってしまうのです。

•正面から顔を見た時の唇に注目
まず、左右の目から唇の両端までの距離に注目してください。
次に、笑った状態での唇の両端の高さに注目してください。
どちらも距離や高さがズレている場合、左右の噛み合わせが悪い可能性が高いです。
これについては確認がしやすいため、鏡の前でぜひチェックしてみましょう。

•歯並びに注目
噛み合わせが悪い原因として最も可能性の高いのが歯並びの悪さです。
明らかに歯並びが悪いのは凸凹している歯並びですが、
それ以外にも歯と歯の間に隙間が空いている、もしくは歯が重なっているのも歯並びが悪い状態です。
正常なのは、歯が重ならずに綺麗に一列に並んでいる状態です。

…文章からイメージしづらいチェック項目については、一度自分の指を使ってシミュレーションしてみましょう。
自己診断の結果不安に感じることがあれば、歯科医院に行って診察を受けると確実です。

噛み合わせが悪くならないための注意点

噛み合わせの悪さを治療することは大切ですが、
それだけでなく噛み合わせが悪くならないように予防することも大切です。
特に子供の場合、将来噛み合わせが悪くならないための注意点がいくつかあります。

•指しゃぶり、爪を噛む
指を吸った時の力は大きく、これが継続的に掛かるようになると舌側から前歯を押し続ける状態になります。
そうなると出っ歯になりやすいですし、爪を噛むことでも歯や歯肉に過剰な負担を掛けてしまいます。

•頬杖、うつ伏せ
頬杖やうつ伏せによって頭の重さが顎の関節に掛かり、その影響で顎の発育に支障が出てしまいます。
顎の発育に支障が出ると噛み合わせが悪くなり、顔の輪郭も歪んでしまいます。

•歯を食いしばる
歯ぎしりと同じ問題が起こります。歯を食いしばることで歯が擦り減り、
顎の関節に負担を掛けて歯並びが悪くなります。そして、歯並びが悪くなることで噛み合わせも悪くなります。

…いずれも子供が無意識にする行為ですし、一見それは問題のある行為には見えません。
しかしこれらの行為は歯並び、及び噛み合わせを悪くする原因になるのです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、噛み合わせの悪さの治療方法についてまとめます。

1. 噛み合わせが悪い原因と治療方法 :原因によって治療方法が異なる
•歯並びが悪い :矯正治療を行い、歯並びを改善することで噛み合わせも良くなる
•詰め物や被せ物の高さが合っていない :詰め物や被せ物の高さを調整する(低い場合は再製作する)
•歯ぎしりや舌癖 :無意識に行う歯ぎしりに対しては、専用のマウスピースを着用する

2. 噛み合わせが悪いとどうなるか :以下のような問題が起こる
•頭痛や肩こりを引き起こす :噛む筋肉である広頸筋や側頭筋が影響を受けるため
•歯ぎしりをしやすくなる :歯ぎしりは摩擦によって歯にダメージを与え、知覚過敏を起こしてしまう
•虫歯になりやすい :歯並びが悪い場合は歯磨きがしづらく、その分虫歯になるリスクが高まる
•見た目に影響する :受け口や出っ歯、顎の形の変形や顔の輪郭の歪み
•顎関節症になりやすい :顎の関節に過剰な負担を掛け、顎関節症になりやすくなる

3. 噛み合わせの状態を自己診断する方法 :以下の方法で自己診断できる
•左右の歯の噛み合わせに注目 :上下の前歯の中心が一致していないと噛み合わせが悪い
•前後のバランスに注目 :前歯と奥歯の噛み合わせで上の歯が下の歯より2ミリ程度外側に並ぶのが正常
•上下の前歯の噛み合わせの深さに注目 :前歯の噛み合わせの深さが2ミリ程度だと正常
•横顔を見た時の口元に注目 :口が閉じられないと噛み合わせが悪い可能性が高い
•正面から顔を見た時の唇に注目 :左右の目から唇の両端までの距離が同じだと正常
•歯並びに注目 :歯と歯の間に隙間が空いている、もしくは歯が重なっているのは歯並びが悪い

4. 噛み合わせが悪くならないための注意点 :子供の噛み合わせが悪くならないよう以下の点に注意
•指しゃぶり、爪を噛む :出っ歯になりやすく、爪を噛むことで歯や歯肉に負担を掛ける
•頬杖、うつ伏せ :頭の重さが顎の関節に掛かり、顎の発育に支障が出て噛み合わせが悪くなる
•歯を食いしばる :歯ぎしり同様、摩擦によって歯が擦り減って歯並びと噛み合わせが悪くなる

これらのことから、噛み合わせの悪さの治療方法についてまとめます。
噛み合わせが悪いことは病気ではありません。
そして、病気ではないからこそ改善するのは不可能だと思ってしまうかもしれません。
しかし、原因さえ分かれば噛み合わせの悪さを改善することができます。
このため、噛み合わせの悪さを自覚している人は諦めずに歯科医院に行って相談してみてください。

被せ物をすると噛み合わせが悪くなるのではないかと心配です [2018年02月03日]

江東区門前仲町の歯医者さん、原澤歯科です。
今回のテーマは「被せ物と噛み合わせの問題」です。
虫歯治療の場合、一般的には歯を削って患部に詰め物を入れて処置します。

しかし、虫歯が酷い場合は削る範囲も広くなるため、そうなると詰め物を入れられないこともあります。
その場合は詰め物ではなく被せ物で処置することになり、
被せ物とは言ってみれば人工の歯の役割を果たすためのものです。

この被せ物による処置は、患者さんによっては不安に感じるかもしれません。
と言うのも、人工の歯を立てることで噛み合わせに悪影響がないかが気になってしまうからです。
そこで、ここでは被せ物と噛み合わせの関係をテーマにしたお話をしていきます。

被せ物は高めに設定されている

被せ物を立てた状態で噛んだ時、ほとんどの人は「高い」と感じます。
と言うのも、そもそも被せ物は高めに設定されており、
最終的な調整は口の中…つまり実際に被せ物を立てた後に行うことがほとんどだからです。

ではなぜ敢えて高めに設定されているのか?…それは調整をしやすくするためです。
被せ物が高ければ削って低くすることで調整可能ですが、その逆となると容易ではありません。
仮に被せ物が低ければ、それを高くするのは不可能なため被せ物を再製作しなければならないのです。

分かりやすく例えるなら、美容院のカットをイメージしてください。
髪の長さをお客さんの希望どおりピッタリ合わせるのであれば、
美容師は髪を長めにカットしてそこから少しずつ切って調整するでしょう。

もし短めに切ってしまえば、調整時に切ってしまった髪を長くすることはできないですからね。
被せ物の高さも発想はこれと同じです。敢えて高くすることで、低く調整可能な状態を作っているのです。
このため、被せ物を立てた直後は「高い」と感じてしまうのです。

被せ物の高さに違和感がある場合

被せ物は元々歯がなかった箇所に立てるため、どうしても最初は噛んだ時に違和感があるでしょう。
それが本当に不慣れなことでの違和感なら時間が解決しますが、
もしかすると本当に高さが合っていない可能性もあります。
そこで、被せ物の高さが合っているかどうかを知るための簡単な自己診断の方法を紹介します。

•歯にものが挟まっている感触の有無
被せ物をした歯と隣接している歯がどのくらい当たるかを確認します。
歯にものが挟まっている感触がある場合、被せ物をした歯と隣接した歯が強く当たっている可能性があります。
一方、歯にものが挟まっている感触が全くない、少しだけきつく感じる…これらの状態なら問題ありません。

•噛み合わせ時の違和感の有無
左右の奥歯が同時に当たるようにして薄い紙を噛みます。
この時、被せ物をした歯だけが他の歯よりも明らかに強く当たるのであれば、被せ物が高いことになります。
一方、噛んだ時に被せ物が全く気にならない、もしくは少しだけ当たると感じる程度なら問題ありません。

•歯ぎしりをした時の違和感の有無
本当に歯ぎしりをする癖があると、歯にダメージを与えてしまうため改善しなければなりません。
この場合は意図的に歯ぎしりをして、被せ物の高さを確認します。
噛んだ状態で歯を左右に動かし、被せ物に違和感なくそれができるようであれば問題ありません。

…あくまで簡単な自己診断ですが、これらの方法を試して違和感があれば被せ物が高い可能性があります。
この場合、歯科医院に行って再診を希望すれば噛み合わせを再度調整することができます。

被せ物で噛み合わせが悪くなるのを防ぐには

噛み合わせが悪くなる要因はいくつかありますが、
今回のテーマのように被せ物を立てたことが要因になるケースも確かにあります。
さて、こうした事態を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか。

それは治療を受ける歯科医院選びにこだわることです。
そもそも被せ物は虫歯治療の処置として立てることがほとんどですから、
被せ物が必要になったきっかけは虫歯であるケースが大半でしょう。

では虫歯になった時、みなさんは何を基準に治療を受ける歯科医院を選ぶのでしょうか。
矯正やインプラントなどの大きな治療ならともかく、
歯科治療の基本でもある虫歯治療の場合は「距離」…つまり通いやすさで歯科医院を選んでいませんか?

確かに通いやすさは大切ですが、「治療の精密さ」を基準に歯科医院選びをすることをおすすめします。
例えばマイクロスコープなど、医療設備が充実している歯科医院です。
そうすれば精密な治療が可能になり、少なくとも被せ物の高さが大きく狂うような事態を防げます。

噛み合わせの悪さで起こる問題

中には噛み合わせの悪さを深刻に考えない人もいますが、
噛み合わせが悪いことは歯だけでなく身体全体に以下のような問題を引き起こします。
このため、被せ物の高さが原因であれば必ず再診を希望して高さの調整をしてもらいましょう。

•虫歯や歯周病になりやすい
噛み合わせが悪いと歯の高さが合っていないため、歯並びが凸凹した状態になります。
そうすると歯磨きがしづらくなり、特定の箇所にプラークが溜まってしまいます。
また、噛み合わせが悪いことで歯と歯がうまく当たらなくなり、自然にプラークが落ちることもありません。
このように磨き残しが多いことやプラークが落ちにくいことから、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

•体調不良になりやすい
身体には至るところに筋肉があり、それぞれの筋肉は何らかの動作によって影響を受けます。
これは噛む動作も例外ではなく、噛む筋肉として広頸筋や側頭筋が存在します。
噛み合わせが悪い場合、この広頸筋や側頭筋が影響を受けて肩こりや頭痛を引き起こしてしまいます。
さらに噛み合わせの悪さによって身体全体の姿勢が悪くなり、腰痛も引き起こしてしまうのです。

•顎関節症になりやすい
噛み合わせが良い人でも顎関節症になることはありますが、
噛み合わせが悪い人の場合はそのリスクが高く、さらに悪化しやすい傾向があります。
これは、噛み合わせが悪いことで顎関節への負担が大きくなることが原因です。
顎関節症が悪化すると顎に痛みを感じるだけでなく、口を開けることすら困難になってしまいます。

•歯科の治療の精度が落ちる
噛み合わせが悪く歯並びが凸凹した状態だと、治療する時に見えづらくなります。
このため、本来発見できるはずの虫歯を発見できないことがあります。
また、歯並びが凸凹していることで治療時に誤って健康な歯を削ってしまう可能性もありますし、
神経に近すぎる状態だと治療時に痛みを感じてしまうこともあります。

•人と接することに抵抗を感じるようになる
いわゆるコンプレックスの問題です。噛み合わせが悪い状態が続くと顎の形が変形し、
顎の形が変形することで顔の輪郭が歪んで見えるようになります。
また、噛み合わせが悪ければ発音もしづらくなってしまいます。
これらは見た目や会話に影響するため、人と接することに抵抗を感じるようになってしまうのです。

噛み合わせが悪くなる原因

被せ物の高さによって噛み合わせが悪くことがあります。
では、被せ物を使用しなければ噛み合わせが悪くなることはないのでしょうか。…それは違います。
被せ物以外にも噛み合わせが悪く原因はいくつかあり、その原因の中には日常生活に潜むものもあります。

•歯を失ったまま放置している
歯が抜けたまま放置すると、抜けた箇所に向かって隣接する歯が移動しようとします。
その結果歯並びが悪くなり、噛み合わせも悪くなってしまいます。

•やわらかいものだけを食べる
子供に多い問題で、やわらかいものばかり食べていると必然的に噛む回数も少なくなります。
そうすると顎の発達が不充分になり、歯並びが悪くなって噛み合わせも悪くなってしまいます。

•歯ぎしりや舌癖
歯ぎしりをすると歯がすり減って噛み合わせが悪くなりますし、
舌で歯を押し出すような癖があると歯が動いて噛み合わせが悪くなってしまいます。

…これらが原因で噛み合わせが悪くなることもあるため、
被せ物を使用していない人でも噛み合わせの良し悪しは無視できる問題ではありません。
特に歯並びが悪い人はそれだけ噛み合わせも悪くなってしまいます。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、被せ物と噛み合わせの問題についてまとめます。

1. 被せ物は高めに設定されている :調整しやすいよう、最初は敢えて被せ物が高めに設定されている
2. 被せ物の高さに違和感がある場合 :高さが合っているかどうか、以下の方法で自己診断できる
•歯にものが挟まっている感触の有無 :歯にものが挟まった感触があると、隣接した歯が強く当たっている
•噛み合わせ時の違和感の有無 :噛んだ時に他の歯より強く当たると被せ物が高い可能性がある
•歯ぎしりをした時の違和感の有無 :わざと歯ぎしりをして、その時に違和感なく歯が動けば問題ない

3. 被せ物で噛み合わせが悪くなるのを防ぐには :精密な治療ができる歯科医院で治療を受ける
4. 噛み合わせの悪さで起こる問題 :噛み合わせが悪いと以下のような問題が起こる
•虫歯や歯周病になりやすい :歯の高さが合わないことで歯磨きしづらく、磨き残しが増えてしまう
•体調不良になりやすい :噛む筋肉である広頸筋や側頭筋が影響を受け、肩こりや頭痛を引き起こす
•歯科の治療の精度が落ちる :歯並びが悪いと治療時に見えづらく、虫歯などを見過ごす可能性がある
•人と接することに抵抗を感じるようになる :噛み合わせの悪さは見た目の悪さや発音のしづらさを招く

5. 噛み合わせが悪くなる原因 :被せ物の高さ以外にも、以下のことが原因で噛み合わせは悪くなる
•歯を失ったまま放置している :歯のない箇所に隣接する歯が動こうとするため
•やわらかいものばかりを食べる :子供に多い問題。噛む回数が減って顎の成長が不充分になるため
•歯ぎしりや舌癖 :歯ぎしりの摩擦で歯がすり減り、舌で歯を押し出す癖で歯が動くため

これらのことから、被せ物と噛み合わせの問題についてまとめます。
仮に被せ物の高さが合わなくて噛み合わせが悪くなっても、
歯科医院で再診して調整すれば噛み合わせを正しくすることが可能です。

とは言え、再診の手間や被せ物の高さのズレに気付かない可能性を考えると、
被せ物を必要とするほどの治療なら歯科医院選びにこだわり、
医療設備などに注目して精密な治療を行う歯科医院で治療を受けるべきです。

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