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虫歯になりやすいのですが、歯を磨く以外で予防法はないですか?
2015年07月22日
虫歯にならないように注意はしていても、虫歯になりやすい体質の方もいるのではないでしょうか。
歯磨きの大事さは分かっていても歯磨き粉独特のメンソールが苦手な方も実は多いもの。
そこで歯磨き以外の方法で虫歯を予防する方法についてご紹介していきましょう。
目次
外出先でも使えるデンタルフロス
歯磨き以外で簡単にできる虫歯予防の一つにデンタルフロスがあります。
デンタルフロスとは通称フロスとも呼ばれており、合成繊維で作られた細かい糸で、歯の間にある「食べかす」や「歯の垢」などを取り除くために使用します。
歯ブラシでは取りにくい部分の汚れを直接取り除くことができますし、歯と歯の間をきれいに掃除してくれるのですっきりとした感覚を味わうこともできます。
また、口臭の原因の一つでもある歯の垢を取り除く事ができるので、虫歯予防や口臭予防にも効果が期待できるのは嬉しいポイントといえるのではないでしょうか。
持ち運びに便利な歯間ブラシ
長い一本の合成繊維で作られたデンタルフロスは、自分で長さを決めて指に巻きつけて歯の間の掃除をしていきますが、もっと手軽にできるのが、歯間ブラシです。
歯間ブラシは文字通り先が小さなブラシになっており、デンタルフロスと同様に歯の間を掃除できるアイテムです。
サイズや大きさなどいろいろな種類があるので、自分にあったものをチョイスしてみてもいいですね。
指にフィットするように作られているので、使いやすいですし、一度使ったら使い捨てなので衛生的です。
バックに入るコンパクトサイズなので食事の後に一本ずつ使えるのも経済的といえるのではないでしょうか。
歯の間の汚れを取り除くツールは糸ようじやデンタルピックなど種類が豊富。
大きさや値段、使う頻度などを考えて使い分けてみてみることをおすすめします。
キシリトール配合のガムで虫歯予防
「キシリトール」という言葉を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
キシリトールが含まれているガムは虫歯の発生や進行を防ぐ効果が期待できることから注目を集めています。
市販されているガムはたくさんありますが、ポイントはキシリトールの含有率!
キシリトール配合と書かれていてもなるべく含有量を多く含んでいるものを選ぶのがポイントです。
外出している時に歯を磨けない場合などには、歯磨きの代用として活用している人もたくさんいるので、試してみてはいかがでしょうか。
歯医者さんで販売しているものは含有率が高く、キシリトール100%のものもありますが、なるべくなら50%以上のものを選ぶことをおすすめします。
噛み方にもポイントが!
キシリトールが含まれたガムを噛む際には5分以上ゆっくり噛むことで、唾液にキシリトールが流れ出します。
キシリトールが含まれた唾液をさらに口の中に行きわたらせるのもポイントの一つ!
しかしガムだけでは完全に虫歯予防にはならないため、他の方法と組み合わせて活用することをおすすめします。
フッ化ナトリウム洗口液で口の中の汚れを除去
乳幼児の歯の生えはじめの時に乳歯の虫歯予防として実施するフッ素塗布ですが、毎日の食事の後にフッ化ナトリウム洗口液を使ってうがいをするのもおすすめです。
無味無臭なので歯磨きが苦手な方は手軽にできる方法の一つともいえます。
使い方や頻度など歯医者さんで相談して取り入れてみてはいかがでしょうか。
オーラルケアアイテムもチェック
虫歯になる原因の一つに、口の中の汚れが残ってしまっていることが挙げられます。
そのためには食事の際にこまめに水分をとり口の中に汚れを溜めない事です。
糖分が含まれているもの以外の水またはお茶がベスト。
それ以外に市販のマウスウォッシュを歯磨きが分かりに活用している人もいます。
マウスウォッシュは本来歯を白く導くためのデンタルケアですが、口に含み隅々まで行きわたらせるようにうがいすることで、口の中の汚れを落とす事ができます。
食事の後マウスウォッシュで口の中を洗い流せばさっぱりしますよね。
オーラルケアのアイテムにはマウスウォッシュの他にデンタルリンスなど種類も豊富!
カラーバリエーションも多く展開されており、持ち運びに便利な手のひらサイズから、お徳用のポンプタイプまで充実しているので、虫歯予防のアイテムとしてチェックしてみることをおすすめします。
ガーゼやハンカチでふき取ることも
いろいろなアイテムやツールを使った方法をご紹介してきましたが、水やお茶で口の中の汚れを洗い流したのち、ガーゼやハンカチなどで歯の汚れをふき取る事も効果的です。
いつも使っているものを持ちあわせていない場合は、代用品としてガーゼなどで歯の表面について汚れを取り除くことができます。
しかし、あくまでも緊急の対応策にすぎないので、もしもの時や緊急時などには活用してみてください。
色々な方法を組み合わせて
歯間グッズやうがい用品などをご紹介していきましたが、気になるものはあったでしょうか。
できれば毎食後に歯磨きをすることがベストですが、体調が悪い場合や外出している時など状況に応じてツールを使い分けて虫歯予防をすることが重要です。
ぜひチェックしてみてください。