BLOG
歯周病は痛いの?どんな症状がでるの?
2015年08月31日
歯の周りに炎症が起こる歯周病。
皆さんは歯周病についてどのようなイメージを持っていますか。
病名は聞いた事があるけど、実際にはよくわからないという方も少なくないのでは。
そこで、歯周病の症状や予防法についてご紹介していきたいと思います。
目次
こんな症状見覚えありませんか。
歯周病は最終的には歯が溶けてしまう怖い病気ですが、別名「静かなる病気」とも呼ばれ、症状が現れにくい、もしくは症状がないが、どんどん進行してしまうため恐い病気とも言われています。
実際の症状としては、歯茎が腫れたり、歯茎からの出血など自覚しやすいものから、歯茎が下に下がるという分かりにくいものもあります。
歯石がつくや口臭が気になるという身近なお口のトラブルもありますが、実は歯周病が原因によって起こる症状なのです。
歯周病が進行し、周りの歯が溶けてしまうと歯が揺れてしまったり、歯が抜けてしまうというケースもあり注意が必要です。
痛みや症状も人それぞれ。歯がしみたりするのも歯周病が原因の一つ。痛みが伴う場合もあります。
歯周病といっても個人差がありますが、ちょっとした異変に気づき早めに対処する事が重要です。
歯茎の腫れや出血などは当てはまる方も少なくないのではないでしょうか。
プラークコントロールで歯周病予防
歯周病は身近な病気であることが理解できたのではないでしょうか。
身近だからこそ日々のケアが重要です。
歯周病は歯の周りに食べかすなどが詰まることにより炎症を起こしてしまうため、日頃のケアがキーワード!
具体的には歯垢(プラーク)を正しく除去するプラークコントロールが有効です。
歯と歯茎の間に歯ブラシをあて45度の角度を保ちながら丁寧に一つずつ磨いていく事がポイント。
歯ブラシも同じものを長く使い続けず、先が開き弾力がなくなってきたら新しいものに交換することをおすすめします。
デンタルフロスや糸ようじ。色々なツールを使い分け
毎日の歯磨きが歯周病を予防には効果的ですが、外出している時などには、デンタルフロスや糸ようじなどを持ち歩き活用してみてはいかがでしょうか。
とにかく汚れを溜めこまないことに意識を向け、食べたらデンタルケアを心がけてみることが重要です。
その他にも歯間ブラシやデンタルリンスなどいろいろな商品が販売されているので、好みに合わせて使い分ければ毎日の歯磨きも楽しみな時間につながります。
何事にも楽しみながら続けるのが長く続く秘訣といえます。
自分に合ったツールを探してみることをおすすめします。
早期発見に歯科検診
毎日丁寧に磨いてつもりでも、少しずつ汚れは溜ってしまうもの。
そこで、歯科検診も活用して定期的にお口の中をチェックしてもらってはいかがでしょうか。
歯磨きは意外と歯磨きのクセにより磨き残しがあるものです。
歯医者さんにお口の中を診てもらい、正しいブラッシングの方法をアドバイスしてもらえれば、気持ちも更に引き締まるのではないでしょうか。
早めに歯周病や、歯周病の予備軍が発見できればすぐに治療を行う事が可能ですし、結果大事にはいたりません。
気づくのが遅いばかりに手遅れにならないように、定期的な歯科検診をライススタイルの中に組み込んでみることをおすすめします。
歯医者さんで歯石除去
毎日ケアしているつもりでも意外と歯石は溜ってしまうもの。
そこで定期検診の際に一緒に歯石除去をしてもらうのも有効です。
固まってしまった歯石をきれいに取り除いてもらえれば気分もスッキリ!
口の中がきれいになると心も軽やかになるのではないでしょうか。
生活習慣の見直しを
歯周病の原因に磨き残しによるものの他に実は生活習慣も大きくかかわっているのは意外と知られていません。
不規則な生活で乱れた食生活は免疫力を低下させるため、細菌に感染しやすくなってしまいます。
バランスの取れた食事を心掛け、アルコールやたばこなどの刺激物はなるべく控えるのが懸命です。
その他疲れやストレスを溜めこまず、十分な休息をとることで免疫力をアップさせることができるのでおすすめ。
まずは生活習慣に乱れがないかセルフチェックを行い、改善できるものは改善していきましょう。
歯周病のチェック
最後は毎日のセルフチェックのお話です。
「静かなる病気」とも言われる歯周病ですが、念には念を入れて毎日の生活の中でお口のチェックを組み入れてみてはいかがでしょうか。
歯茎の腫れや出血などの他に、口臭や口の中のネバネバ感など明らかに普段の口の中の状態とは違う症状が現れる場合があります。
歯磨きをする時に口を開けて口の中の状態をチェックすることを習慣化させると、ちょっとした変化でもすぐに気づくことができます。
指で触ったり、歯磨きのついでに舌で口の中を隅々までチェックするなどの方法も有効です。
毎日の歯磨きと一緒に行う習慣にすれば、早めに異変に気づく事もでき、予防にもつながります。
ぜひ一日の活動の中に組み込んでみてはいかがでしょうか。
原澤歯科では、歯周病を内服薬で治療する「歯周内科」という治療も行っております。
ご興味がある方は歯周内科のページをご覧ください。