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銀歯を白くする方法を教えて下さい

2016年05月16日

虫歯治療をした後などに被せ物や詰め物で銀歯を使うと、誰もがその治療後に悩みます。
何しろ銀歯は目立ちますし、人前で笑顔を見せることはもちろん、
堂々と会話することにも抵抗を感じるようになってしまうからです。
そこで、ここでは銀歯を白くする方法を挙げ、それぞれの効果についても説明していきます。

目次 [非表示]

1. ホワイトニングの効果は?

歯を白くする方法と言えば、誰もがホワイトニングを想像するでしょう。
しかし、ホワイトニングは全ての歯を白くできるわけではなく、銀歯に至っては白くできません。
このため、最も一般的な方法が銀歯には効果が期待できないことになります。

そもそもホワイトニングは、エナメル質の構造変化を利用して歯を白く見せる方法です。
しかし、銀歯は天然の歯ではないためエナメル質も存在しないですし、
ホワイトニングの仕組み上、全く効果が得られないのです。

2. ホワイトコートの効果は?

ホワイトコートとは歯のマニキュアで、歯科医院で受けられる治療の一つです。
メイクと同じで一時的な効果しかないものの、ホワイトニングで白くならない歯を白くすることができます。
そして、銀歯においてもホワイトコートなら白くすることが可能です。

ただし、一時的な効果しかない以上、“白くする”と言うよりは“白く見せる”と言った方が的確です。
このため、定期的に歯科医院に通う必要があり、その点で手間が掛かります。
結婚式などのイベントに備えてならともかく、日常生活で常に銀歯を白い状態にしたいなら、
手間が掛かるホワイトコートはあまりおススメとは言えません。

3. セラミックの効果は?

これが最もおススメの方法で、そもそも被せ物や詰め物として銀歯ではなくセラミックを使います。
実際にセラミックは銀歯に代わって主流になっていますし、
見栄えだけでなく、被せ物や詰め物の質としても銀歯にないメリットを多数持っています。

特に、オールセラミックは天然の歯と変わらない美しさを誇っていますし、
名前のとおり100%セラミックであるため、金属アレルギーの人でも安心して使用できます。
ちなみに、以下で実際にセラミックの種類やメリットについて説明していきます。

4. セラミックの種類

最も美しいのがオールセラミックで、それだけに費用も高くなります。
他の素材を混ぜたハイブリッドセラミックもあり、こちらも見栄えは美しいですが、
オールセラミックには及ばないですし、金属と混ぜてある場合は金属アレルギーの対象になります。

また、同じく金属を一部使用したものを挙げると、メタルボンドが一般的です。
これは外観がセラミック、中身は金属でできており、見える箇所がセラミックになっています。
また、最近では美しい上に天然の歯以上の硬さを誇る、ジルコニアも注目されています。

5. 歯だけでなく、歯茎も美しい

銀歯を使用していると、今回のテーマのような歯だけでなく、歯茎も気になるようになってきます。
と言うのも、銀歯を長く使用していると、金属が影響して歯茎も変色してしまうからです。
これは、経年によって金属イオンが溶けてしまうからで、これによって歯茎が黒ずんでしまうのです。

しかし、セラミックなら金属を使用しないため、こうした事態になってしまう心配もありません。
つまり、歯の白さはもちろん、歯茎においても天然の色を保つことができるのです。
歯茎の変色も歯と同じように目立つため、これもセラミックが持つ大きなメリットになります。

6. 衛生面も優れている

いくら見栄えがよくても、実際に不潔だったら意味がないですね。
例えば、銀歯は歯とくっつきにくいため、隙間が生じて二次虫歯を引き起こすリスクを持っています。
その点、セラミックは歯とうまくくっつくため、こうした二次虫歯のリスクも激減します。

そもそもセラミックはプラークも付着しにくいため、口内を清潔に保つことができるのです。
つまり、見た目の美しさどおり衛生面にも優れているのです。
“見た目も口内も綺麗になる”、これがセラミックの特徴であり、メリットでもあるのです。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、銀歯を白くする方法についてまとめます。

  1. ホワイトニングの効果は? :ホワイトニングでは銀歯を白くできないため、この方法は除外される
  2. ホワイトコートの効果は? :歯のマニキュア。銀歯も白くできるが、一時的に効果しか得られない
  3. セラミックの効果は? :これが最もおススメで、天然の歯と変わらない白さが手に入る
  4. セラミックの種類 :オールセラミック、ハイブリッドセラミック、メタルボンドなどがある
  5. 歯だけでなく、歯茎も美しい :銀歯は長年使用すると歯茎も変色するが、セラミックなら変色しない
  6. 衛生面も優れている :セラミックはプラークが付着しにくいので、清潔さも維持できる

これら6つのことから、銀歯を白くする方法について分かります。
銀歯を白くすることを考えるのではなく、銀歯の代わりに白い被せ物を使うと考えることが大切です。
もちろん、既に使用している銀歯をセラミックに変更することもできるため、
銀歯の目立ち方が気になる人は、この機にセラミック治療を検討してみてください。

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