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歯医者さんに初めて行く場合、どのような手順を踏めばいいのでしょうか?
2016年08月01日
初診で病院に行く際は誰もが分からないことだらけですし、歯医者でもそれは同じです。
どうやって予約するのか?電話して何を言えばいいのか?…そういった疑問があるでしょうし、
治療は痛むのか?いつ治療が終わるのか?…こうした不安もあるでしょう。
そこで、初診時に誰もが抱く疑問な点や不安な点をピックアップして、それぞれ説明していきます。
目次
1. 歯医者の選び方は?
本格的に口コミの評価などで選びたいなら、ネットでその手のサイトを利用するしかありません。
ただし、虫歯などの一般的な治療であれば、街の歯医者でも充分満足な治療が受けられます。
こうした治療の場合、むしろ距離を意識すべきです。と言うのも、何度か通院することになるからです。
通院が可能な距離の歯医者を選ばないと、後にあなた自身が苦労してしまいます。
一方、審美治療を希望する場合は慎重に選び、信用できる歯医者を探してください。
インプラントや矯正は高い技術を要する治療ですし、失敗のリスクがあるからです。
2. 予約は必要なの?
ほとんどの歯医者が予約制を導入しており、予約なしでは治療を受けられないところもあります。
しかし、中には予約自体を受け付けていない歯医者があるのも事実です。
このため、まずは歯医者に電話してスタッフに確認してください。
大抵の場合、初診時ではその電話の際に予約することができますが、
どうしても痛みが我慢できない状態なら、正直にそれを電話時に告げてください。
必ずとは言えないものの、急を要する場合は優先して治療を受けられるケースがあります。
3. 歯医者に行ったらまず何するの?
いざ歯医者に行った後は、初診時は問診票を記入することになります。
カルテ作成の資料となるもので、症状や現在の健康状態を細かく記入します。
治療の参考としても使うため、正直に丁寧に記入するようにしてください。
内科や外科と同様に、問診票を記入するのは初診時だけになります。
また、受付時に保険証が必要になるため、保険証は忘れずに持っていくようにしてください。
その後は実際に治療を行いますが、予約ができていれば待ち時間なくスムーズに治療が受けられます。
4. 治療時間は長いの?
一回の治療時間は大体30分くらいで、長くても60分以内には終わります。
しかし、それで完治したわけではなく、後日また歯医者に行って治療の続きを行うことになります。
初診時の治療で痛みが治まることが多いですが、治療が全て終わるまで必ず通院してください。
通院期間は症状によって異なるため、一概に言いきることはできませんが、
歯医者によっては今後のスケジュールを作成して渡してもらえる場合があります。
ちなみに、通院のペースは週一回が主で、治療時間は毎回初診時と同じで30分~60分ほどになります。
5. 治療は痛いの?
治療の痛みはほとんどありません。例え抜歯が必要でも麻酔で痛みを感じずに治療できますし、
何より歯医者に来た動機でもある“歯の痛み”の方が余程痛くてつらいです。
それでも気になる人は、無痛治療を導入した歯医者を探すという方法もあります。
無痛治療はその名のとおり痛くない治療方法を実現している歯医者で、
リラックスした状態で治療を受けられるようになっています。
また、実際には治療の痛みよりも、治療前の緊張の方が嫌だと言う患者さんがほとんどです。
6. 次回の予約はいつするの?
初診時の治療後、その場で次回の予約をすることができます。
もちろん患者さんの都合や希望を考慮して決めますが、
いつでも良ければ大抵は翌週の初診時と同じ曜日、同じ時間になります。
また、経過を見ることも重要なので、いくら希望しても立て続けに連日の予約をすることは不可能です。
基本的には週一回が通院のペースになると思っておいてください。
その場で予約できる上、次回以降は問診票の記入も必要ないのでスムーズに治療が受けられます。
まとめ
いかがでしたか?
最後に、歯医者さんに初めて行く場合の手順についてまとめます。
- 歯医者の選び方は? :何度か通院することになるため、通いやすいところを選ぶ
- 予約は必要なの? :大抵の歯医者は予約制。まずは電話して詳細を聞くべき
- 歯医者に行ったらまず何するの? :初診時のみ問診票を記入する。保険証を忘れないようにする
- 治療時間は長いの? :大体30分ほどで、長くても60分。次回以降も治療時間は毎回ほぼ同じ
- 治療は痛いの? :歯の痛みの方が余程痛いし、治療自体はそこまで痛くない。抜歯では麻酔も使える
- 次回の予約はいつするの? :初診の治療終了時に次回の予約ができる。ペースは一般的に週一回
これら6つのことから、歯医者さんに初めて行く場合の手順が分かります。
一つ補足しておくと、治療前に保険が適用できるかどうかは必ず確認してください。
虫歯治療や歯周病治療なら保険は適用できますが、審美治療を希望する場合は適用できません。
「歯医者の治療=どれでも保険が適用される」とは限らないと知っておいてください。